この記事では、ピアノやキーボードの鍵盤数について
数の違いや、どの鍵盤数がおすすめなのかをまとめていきます!
これからピアノやキーボードを買って、ピアノ生活を始めよう!っていう方が
まず最初に引っかかるのが鍵盤数だと思います
これからピアノの事を知っていこうという人が
良くわからないうちから鍵盤数を決めないと先に進めないので
結構難しい選択を迫られてるっていうのはあります(・∀・;)
鍵盤数による違いや、やりたい事別の必要鍵盤数
各社様々な鍵盤数のピアノ・キーボードを販売していますが
ピアノの鍵盤数は、基本的に
大は小を兼ねる
だと思ってもらうのが1番です
というのも、鍵盤の数は多ければ多いほど幅広い音が出せるんですが
実際に自分に必要な鍵盤数がわかるのって、しばらくピアノを弾いて
自分の弾きたい曲、やりたいことが明確になってからなんですよね
単純に、自分の実力が上がると出来る事が増えたりもしますし
ここから、ピアノでやりたい事別に必要鍵盤数なんかを書いていきますが
ピアノを初めてから、やりたい事が変わったりすると
必要な鍵盤数は増えてしまいます
グランドピアノ等、通常のピアノは88鍵になっていて
この88鍵盤というのが、フルサイズ、最も鍵盤数が多いものになります
基本的に、大は小を兼ねるなので、88鍵盤の物を買っておけば後から困る事はありません(・∀・)
なので、どの鍵盤数のピアノを買えば後々問題が無い?おすすめは?と聞かれれば
88鍵盤のピアノ・キーボードを買っとけば間違いない!というのが答えになります
とはいえ88鍵盤は場所を取る、重い、値段が高いなど不都合もあるので
88鍵盤よりも鍵盤数の少ないピアノが電気屋さんに並んでる理由になります
電子ピアノやキーボードになると、88鍵だけではなく
76,61,44といった鍵盤数の少ない電子ピアノも多数あります
鍵盤数が少なければ少ないほど、サイズはコンパクトになり
持ち運びも楽、値段も安くなります
そして、鍵盤数が少ないので出来ることが少なくなります
ここからは、鍵盤数ごとに、出来ること、出来ない事を書いてきますので
自分が必要となるのがどの鍵盤数なのかを考えながら読んでみて下さい!
鍵盤数の多い順から書いていきます
88鍵盤ークラシックやジャズを弾くならー
まずはフルサイズの88鍵盤から!
さっきも少し書きましたが、88鍵盤あればどの曲でも弾けるので
88鍵盤を買っておけば、間違いありません
ただし、値段も高めですし、機体も重いですorz
KORG-B2 BKの例ですが
値段 36,156円(2021年1月10日時点)
値段的にもちょっと高いですし
12kg近い重量があると、持ち運びはかなりきついし
家の中で移動するにしても、大人の男性じゃないと難しい重量になってます
全体的に、88鍵盤のピアノは値段が高かったり場所をとるものではありますが
鍵盤数の少ないピアノに比べてかなり作りがしっかりしているというのはあります
88鍵盤が必要になる人は?
ちょっと88鍵盤の悪いところを並べてしまった感じはありますが
88鍵盤のピアノが必要になるのは、↓の事をやりたい人になります
- 本格的なクラシック曲を弾きたい人
- ジャズを弾きたい人
- レッスンに通いたい人
この3つのどれかに当てはまる人は、88鍵盤は必須になると思います
クラシック曲を弾きたい人
クラシック曲に関しては、88鍵盤じゃないと弾けない曲がもりもり出てきます
ただし、ピアノを初めてから1~2年くらいの間は88鍵盤じゃなくても大体の曲は弾けるので
ピアノが続くかわからないから、安いのを買いたいって場合は
無理に88鍵盤のピアノを買う必要はないかと思います
その場合は次に紹介する76鍵盤のピアノを買いましょう
しかし、後々買い替えが必要になりますし、88鍵盤の方が作りは良いので
最初から88鍵盤のピアノを買うのも一つ手ではあると思います
ジャズを弾きたい人
ジャズはかなり幅広い音域を使うので
88鍵盤は必須になります!
こればっかりは諦めましょう
レッスンに通いたい人
レッスンに通う場合も88鍵盤が必須になります
88鍵盤無いと、レッスン内容を家で練習出来ない事もありますし
クラシック曲であれ、レッスン用の指の基礎練習とかでは88鍵盤使いますので
レッスンに行く場合は必須だと思います
上記以外の人も・・・
何度か書きましたが、必要となる鍵盤数は大は小を兼ねるです。
88鍵盤の物を最初に購入すれば後から困る事はありません
なので、条件が合うなら出来れば88鍵盤を買いましょう!
中級者でもしっかり楽しめる88鍵盤電子ピアノ
76鍵盤ーポップスやクラシック等、浅く広く弾きたい人にー
フルサイズのピアノに比べると、1オクターブ分鍵盤の少ない
76鍵盤のピアノです!
クラシック曲でも、そこまで難易度の高くない曲であれば
76鍵盤でほとんどの曲は弾けますし
ジャズでも76鍵盤であれば事足りる場合も多いです
難易度が低めの曲で色々なジャンルの曲が弾きたい!という場合におすすめなのが
この76鍵盤です
長く続けると、足りない事が出て来るかも・・・?という微妙なラインでもありますが笑
まぁでも88鍵盤に比べると、値段も重さも抑えられるので
悩みどころですね
例えばカシオWK-245だとこんな感じです
- 値段 25,268円(2017年6月12日時点)
- 重さ 6.9kg
ギリギリ持ち運べる重さなので
家で弾く時に出したり収納したりしたい!って人は
このあたりがいいかと思います
61鍵盤ー弾き語りや、とにかくピアノを触ってみたい人にー
コンパクトサイズで、値段的にも持ち運び的にも手軽な61鍵盤です
電気屋さんとかにいって、手頃な値段で見かけるのが大体この61鍵盤ですね!
そして、何も考えずに購入して、後から後悔するのもこの61鍵盤になってます笑
えぇ、まぁ私がまさに、最初の頃に買って後悔したんですが。。。orz
弾き語りとか、簡単なクラシック、簡単なポップスを弾く場合は
この61鍵盤でも足りますが、どのジャンルを弾くにせよ
長くピアノを続けてると、鍵盤数の不足が問題になるケースは出てきます
それでも、値段も重さも手頃になってくるので
入門機としては61鍵盤も悪い選択ではないと思います
ピアノが長く続けられそうであれば後々買い換えればいいですしね!
ちなみに61鍵盤は安い電子ピアノ・キーボードも多いですが
機能的に入門機としてすら、最低限の機能を満たしてない物も多いです
購入する場合はしっかりとレビューとかも読むようにしてください
個人的には61鍵盤ではカシオのCT-X700がおすすめです!
CT-X700
- 値段 16,535円(2021年1月10日時点)
- 重さ 4.3kg
61鍵盤だと他にも安いのがたくさんありますが
最低限の機能を満たしていて、値段が1番安いのはこれだと思います
61鍵盤はこんな人におすすめ
- まずはとにかくピアノを始めてみたい人
- ピアノが続くかわからないから、とりあえず安価なのからスタートしたい人
- ピアノを頻繁に持ち運びする人
44鍵盤ー子供の練習や、手軽な弾き語りピアノにー
正直私も44鍵盤って使った事がないので、あんまり実用的な例が思い浮かびませんが
両手を使って弾く、楽譜のある曲とかは、これだと弾けないのがほとんどです
片手でメロディーだけとかなら楽譜を見て弾ける曲もあるので
小さい子がピアノに興味を持つ一歩としてはありかもしれません
後はやっぱり小さいので、持ち運んで弾き語りをやりたいとかいう用途でもありかもしれません
弾き語りでももうちょっと音域が欲しい気もしますが、一応最低限は事足りそうなので!
まとめ
ながなが書きましたが、自分にどの鍵盤数が必要か、なんとなく掴めたでしょうか
鍵盤数で悩む人は、ピアノをこれから始めたいって人が多いと思うので
自分の条件にあったものをよく考えて選んでみて下さい
よくわからん!って人や、長くピアノを続ける気がある人は
88鍵盤のピアノをとりあえず買っとくのが1番だとは思います!
結論は、大は小を兼ねるがでかいし高価ということですね
↓安価でもしっかりとピアノを楽しめる電子ピアノをまとめています