この記事では、ピアノで一曲を弾けるようになるまでにかかる期間や、やる気について、グラフもまじえつつ書いていきます!
ピアノは一曲を完成させるまでにとても時間がかかる楽器なので
同じ曲を練習している間でも、やる気や楽しさが大きく推移していきます
練習時間や、やる気や楽しさの流れについて細かく書きますが
個人差がある話なので、一つの事例として参考程度に見てください!
ピアノで一曲にかける期間はどれくらいが適正?
ピアノはメロディも伴奏も一人でこなす関係で、他楽器と比較して
一曲が完成するまでに必要な時間が圧倒的に多いです
なので、独学の人は特に、時間かかりすぎかな?と気になる場合が多いんですよね
曲によって適切な期間というのは当然違いますが
一曲にどの程度の期間がかかるかで、その曲の難易度が自分に適切かどうかはだいたいの目安が付きます
一曲にかかる期間と自分に対しての難易度
2週間~1ヶ月 実力に対して易しい曲
2週間程度で弾ける曲は、自分の実力に対して簡単な曲になります
短い期間で弾けるので、様々な曲の経験が得られる反面、より難しい曲を弾くための練習にはなりづらいかもしれません
1ヶ月~3ヶ月 実力に対して適切な曲
一曲を仕上げるのに1~3ヶ月かかる曲は、自分の実力と見合っていて
程よい難易度なので、ピアノの腕前が上がりやすい難易度だと思います
一曲の中でも行き詰まりと達成を繰り返すので
達成感も得られるという意味でもいい期間だと思います
4ヶ月~6ヶ月 実力よりも難しめな曲
一曲に対してこのくらいの期間がかかってしまうと、実力に対して難しい曲かもしれません
独学者は特に、このくらいの期間がかかる曲は、一曲の練習中に行き詰まる事が多すぎて
苦痛になってしまう場合も多いので、どうしても弾きたい!という曲でなけば
もう少し易しい曲からチャンレンジするのもいいかと思います
これ以上、半年以上かかるような曲は、現段階では避けたほうがよくなるかと思います
ピアノで一曲を練習する上でのやる気と進捗状況のグラフ
さて、ここからはさらに個人差があるというか、完全に私の場合の話になりますが
ピアノの練習で、1曲の完成するまでの進捗とやる気をグラフ化すると、こんな感じになります
緑がやる気で、青が曲の進捗状況
一曲を練習するにあたってのやる気の推移はこんな感じになります
青の線、曲の進捗としての仕上がり度は基本的に右肩上がりですが
緑の線、やる気はかなり上下します
ピアノ練習に対するやる気の推移
◆憧れ期
自分がこんな曲弾くんだな!と曲に対するやる気だけはあります
残念ながら練習始めると、難しさであっという間にやる気が鎮火されますヽ(;´ω`)ノ
◆譜読み期 ~ 悪戦苦闘期
私は譜読み苦手なので、若干苦痛を感じながらピアノを弾きます笑
譜読みを進めながら、曲の難しさがわかりはじめ、絶望感が少しわいてきます(´_`。)
◆成長期
譜読みに慣れ始め、指も曲も覚え始めて、練習が進む速度が加速します
曲の形も見え始めて練習がかなり楽しくなってくるのでやる気も高まります( ゚д゚ )
私の場合、全体の把握を優先するためにも
あんまり難しい部分はそれなりに弾けたら次に行っちゃうので
余計に美味しいところのつまみ食いしてる期間でもあるかと思います
◆成長鈍化期
一通り曲全体がつっかえつっかえ弾けるようになり、そこそこで済ましていた難しい部分の練習に着手します
先の見えない細かい反復練習でやる気がなくなります/(^o^)\
◆仕上げ期
大体弾けるようになってきて、曲に表情をつけたり、私が一番好きな時間に入ります
全体を通した演奏も出来るようになって、練習がやりたくてしょうがないモードになります
完成にあたり、やる気がピークを向かえます( ゚д゚ )
◆燃え尽き期
曲が完成し、練習時間を増やしていた反動で一気にやる気がなくなります/(^o^)\
やる気云々以前に、疲れてます。笑
練習時間がガタ落ちしつつ、次に弾く曲の選定に入ります
そして、次にやる曲が決まるとまたやる気が復活し、憧れ期に戻ります
人によってグラフは変わる?
私の場合は大体こんな感じです
他の人の話に聞いてる分には、序盤の方がやる気高くて
終盤になるにつれやる気が下がっていく方も多いようです
自分なりに、自分のやる気グラフを理解してもいいかも
このグラフ、というか一曲を完成させるにあたって
自分のやる気がどう推移していくかをある程度把握しておくと
2曲並行練習する時とかに
1曲が自分のやる気が落ちる部分と、2曲目のやる気部分が重なるように練習していけば
常にピアノのやる気を一定にキープできるんじゃないかと思います
どうしたってピアノ練習は時間がかかるので
メリハリつくように上手く調整する心がけはいると思います