この記事では、ブルグミュラー25の練習曲を弾き終わった方や
そろそろ次の楽譜に行きたいって方におすすめしたい
ブルグミュラー25の次に弾くべき楽譜を3冊紹介します!
バッハ アンナマグダレーナのためのクラヴィーア小曲集
バッハが、妻であるアンナ・マグダレーナのためにまとめたと言われる曲集で
華やかな曲も多く、弾けるようになると楽しい曲が多く入っています
ブルグミュラー25を弾き終わったけど、正直ブルグミュラー25の楽譜はまだ難しいと感じている方におすすめの楽譜です!
比較して、そこまで大きく難易度が上がらないっていうのと
曲によってはブルグミュラー25前半程度の難易度しかないので
比較的スムーズに導入できるかと思います
参考音源
収録されている楽譜より、メヌエット ト長調の演奏音源です
有名な曲なんで知っている方が多いと思いますが
こういう曲も入っているので、そういった意味でも弾きやすさはあります
全音楽譜出版社
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ピアノ教室での定番!ソナチネアルバム
日本のピアノ教室で、ブルグミュラー25の次といったらこれ!というくらい
ある種定番ともいえるくらいの楽譜です
ソナチネとは?
ここであんまり難しい話を書くつもりもないのでさくっと説明すると
要はソナタ形式という長い曲構成の曲を少し簡易にして、短くした曲のことです
ピアノが大衆化したことに合わせて、ピアノを楽しみやすくするために出てきたと言われています
ソナチネアルバムには色んなソナチネ曲が収録されていてモーツアルトやベートーヴェン、クレメンティーなどなど数多くの著名な作曲家の曲が収録されています
参考音源
ソナチネアルバムの中で多分1番弾きやすい クレメンティーソナチネ Op.36 No.1です
ちなみにブルグミュラーとかと違って難易度がかなりばらばらで収録されているので
本の最初の方にかかれている、練習する曲の順序を参考にしながら弾いていくといいかと思います
プレ・インベンション
名前の通り、バッハのインベンションの練習を始める前に練習したい楽譜です
バッハやモーツアルトといった著名な作曲家の曲が多く収録されていて
1曲が大体1ページで完結するので、飽きっぽい人でも比較的弾きやすい楽譜になっています
両手でメロディを弾く!
ブルグミュラー25から大きく違うのは左手で弾く部分も、右手で弾く部分も
両方がメロディになっている点です
ブルグミュラー25だと、概ね左手は伴奏を弾いて
右手でメロディを弾く形式でしたが
プレ・インベンションでは両方の手でメロディを弾く形式になっています
これまでとはちょっと違った頭が必要な楽譜にはなるので
慣れるのにパワーがいる楽譜ではありますが
バッハの多声音楽をやっていきたい人にはもってこいな楽譜になっています
ちなみに、ペダルが無い時代の楽譜なので
基本的にペダルが登場しません
参考音源
プレインベンションのNo.1から参考音源です
プレ・インベンションに関しては 聞くのとやるじゃ大違い という言葉がぴったりなところもあるので
なかなか聞いたり楽譜をやってみただけでは漠然とイメージつかめないところがありますが
片手ずつしっかり練習して、片手の録音に合わせてもう片方の手の練習という形もおすすめです
まとめ
というわけで、 ブルグミュラー25の練習曲の次に練習したい楽譜3冊でした
ここまで勧めといてなんですが、ブルグミュラー25まで弾けると、ある程度何を弾いても楽しんでいける下地が出来ているので
無理にこういった練習曲に手を出さずに、自分の好きな楽譜をやっていくというのも手です
大人の独学者なんかは特に、ブルグミュラー25終わるあたりでやめちゃう人も多いので
色んな選択肢を視野にいれながらやっていくのがおすすめです
とはいっても、この記事で紹介した3冊ともに
今以上難しいクラシック曲を弾く上では重要な楽譜になりますので
目指すところがある方には間違いなくおすすめな楽譜になっています